今年に入り中国を中心に新型のコロナウイルス「2019-nCoV」が猛威を振るい、日本にも数人の患者が出ています。そして原因が湖北省武漢市の華南海鮮市場で販売されている野生動物が感染元とされ、サンプル585のうち33サンプルからウイルスを検出されました。
現在ではどの動物から発生したかは発表されていませんが、1/23のニュースではアマガサヘビとタイワンコブラが感染源の可能性もあると発表され、これにしたがい中国当局は26日、野生動物の取引の一時的な禁止を命じ、これによりどんな状態であれ、中国からのすべての野生動物の飼育、輸送、販売を発表した日から全国的な流行が終わるまで禁止されることになります。
ただ、新型コロナウィルスの感染は今回だけではなく、2002年11月~2003年7月にかけて、中国南部を中心に起きたSARSが記憶に新しい。前回の感染者は世界保健機構 (WHO) の報告によると、香港を中心に8,096人が感染、37ヶ国で774人が死亡したとされています。このときも野生動が原因とされていて、一時はハクビシンが疑われましたが感染源は謎のまま終息しました。
しかし、昔と現在の環境は変化しており、現在では中国からのインバウンドが進み日本んも海外旅行者が増えています。
現在はウイルスが終息までの期間の禁止ですが、今後このような自体にならないように海外(特にアジア)からのワイルド個体の輸入や輸出が継続的に禁止される恐れがあります。
今回のウイルスの潜伏期間は数日~4週間とされているので、すでにウイルスを持った人が多数入国されていると思います。人だけではなく動物の輸入規制やワイルド個体の飼育のリスクなど、新しい情報が入れば随時お知らせしていきます。