更新:2019.12.18
クレンメリーヒルヤモリの特徴、飼育方法、注意事項を紹介。
クレンメリーヒルヤモリの基本情報
マダガスカルの熱帯雨林にある竹林に生息するヤモリ。頭部は緑、体はエメレルドブルーという色あざやかな体をしている。
和名 別名 |
クレンメリーヒルヤモリ ネオンゲッコー |
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英名 学名 |
Yellow-headed day gecko Phelsuma klemmeri |
体長 | 約10cm |
分類 | ヤモリ科 |
生息地域 | マダガスカル北西部 |
平均寿命 | 10年 |
食性 | 昆虫、果実 |
博士
レッドリスト、絶滅危惧種(EN)に指定されている。
クレンメリーヒルヤモリの特徴
基本は昆虫食だが、果物の果肉をなめることがある。
昼間に活発に活動し、竹林を生活の場としている。
博士
日本ではあまり馴染みはないが、海外では竹林を模したテラリウムで飼われている。
クレンメリーヒルヤモリの飼育
ケージ、レイアウトなど
飼育ケージは床面30cmx30cm、高さは45cmくらいで、立体的のレイアウトが好ましい。排水システムがある場合は床材を二層にする。底面は排水用の床材を入れスクリーンでしきり、上部は爬虫類用床材とミズゴケ、すすいだ炭、ココナッツファイバー、落ち葉をミックスする。昼間に活動するヤモリなのでバスキングライトとUVB照明ライトが必須で25〜33度の温度変化をケージ内に作る。朝と夕方の2回、霧吹きで湿度をあげる。植物、コルク樹皮、乾燥した竹を入れ、テラリウムで飼育すると見栄えもいい。
博士
小さくすばしっこいのでハンドリングはさけたほうがいいよ。
給餌
子供の時は毎日与え、大人になると1~2日おきに昆虫を与える。
与える時間は朝〜昼、水分は水入れと霧吹きで行う。

写真提供:CANDLE(兵庫県宝塚市)